いま、ワインの世界は静かに、しかし確実に変わり始めています。それは単なるトレンドの移り変わりではなく、世界規模の環境、経済、文化の変化がもたらした歴史的転換期です。かつてヨーロッパの伝統産地が中心だったワインは、気候変動により生産地が北へと移動し、イギリスや北欧、さらには日本や中国、カナダなどが新興ワイン産地として台頭し始めています。また、異常気象によってブドウの栽培条件が急速に変化し、世界中の生産者が土壌、水、微生物との新たな向き合い方を模索しています。 一方で、グローバル経済や価値観の変化は、ワインの消費と表現にも多様性をもたらしています。自然派ワインの広がり、地元品種の復権、環境に配慮したサステナブルなワイナリーの取り組みなど、ワイン造りは“土地の物語”を伝える表現として再び注目され始めています。 本書は、変貌するワインの現在地を世界各地の事例から丁寧に紐解きます。気候危機の最前線にある畑から、新たなテロワールの発見、ワイン文化の未来まで――“いま世界で何が起きているのか”を、ワインを通して読み解く一冊です。
2023年3月22日水曜日
FRBが0.25%利上げ 記録的インフレ抑制優先
FRBが0.25%利上げ 記録的インフレ抑制優先、9会合連続
3/23(木) 3:05配信
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毎日新聞
米首都ワシントンの連邦準備制度理事会(FRB)本部=2022年1月22日、中井正裕撮影
米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、政策金利を0・25%引き上げると決めた。急激な利上げを背景とする銀行破綻で金融システムへの不安が広がったが、記録的なインフレの抑制を優先し、利上げを続けることにした。9会合連続の利上げで政策金利の誘導目標は4・75~5%となる。
FRBは2022年6月から4会合連続で従来の3倍の0・75%の大幅利上げを進めた後、12月会合で0・5%、23年2月会合では0・25%に利上げ速度を落としていた。ただ、米国の2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6・0%上昇と8カ月連続で鈍化したが、FRBの目標とする2%を大幅に上回っている。パウエル議長は3月7日の米議会の公聴会で「より早い金融引き締めが必要とのデータが出てくれば、利上げを加速する用意がある」と、利上げペースを再加速させる可能性を示唆。市場では「3月会合でFRBが利上げ幅を0・5%に戻す」との見方が浮上していた。
しかし、その数日後、FRBの急激な利上げに伴う国債価格の下落を背景に米中堅のシリコンバレー銀行(SVB)など2行が相次いで経営破綻。中小規模の銀行から預金を引き出す動きが加速し、金融システムへの不安が広がった。欧州でも金融大手クレディ・スイスの経営不安が再燃し、市場では一転して「FRBが大幅な利上げをするのは難しい」との見方が増え、利上げを見送るとの観測も出ていた。【ワシントン大久保渉】
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